2013/10/09

オヤマボクチ(雄山火口)信州の花・高原の花


オヤマボクチ(雄山火口)
庭で咲く花

キク科の花でアザミに少し似ています。

葉が大きく花はうつむいて咲きます。















花火のように咲きます。










オヤマボクチ(雄山火口)

学名:Synurus pungens  

キク科 ヤマボクチ属

岐阜県から北海道の西南部にかけての明るい草地に生える多年草。
背丈は100cm~150cmぐらい、葉の裏に白いくも毛が密生し、
ごぼうの葉に似ている。下部の葉は広卵形でおおきく付け根の形は心形です。

頭花は4~5㎝で、総苞片はかたくとがり、外片はそり返る。
花筒は短く、ずんぐりしている。

アザミ類であるが、山菜として「ヤマゴボウ」として食べられる。
ゴンパ、ヤマゴンボと呼ぶ地方もあります。
語源は、茸毛(葉の裏に生える繊維)が火起こす時の火口(ほくち)として
用いられたことから。


根は漬け物にするなどして食べられる。

昔から北信州ではオヤマボクチをつなぎに使ったソバがあります。
長野県 飯山市の富倉そばでは、茸毛をつなぎに使っている。
北信州木島平では名水火口そばがあります。







2010年に写したもので、咲く前の蕾のときの季節です。

オヤマボクチ(雄山火口) IMG_4034






オヤマボクチ(雄山火口) IMG_2629










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