2013/08/19

オミナエシ(女郎花)とオトコエシ(男郎花)信州の花・高原の花

オミナエシ(女郎花)



森では、鹿に食べられほとんど見かけなくなりました。










撮影日:2013年8月14日



オミナエシ(女郎花)

学名: Patrinia scabiosifolia

別名:敗醤(はいしょう)

オミナエシ科 オミナエシ属 
(合弁花類)

沖縄をのぞく日本全土の草地や林などの縁に分布していてどこでも見られたようですが
今は野生のものはかなり少なくなっているようです。

夏ごろまでは根出葉だけを伸ばし、その後花茎を立てる。
葉は対生で卵状長楕円形で深い切れ込みが入る。

葉には毛がありやや固くてしわがある。草の丈は60~120cmぐらい。

8~9月に小さな黄色い花を茎の上部に密生させて咲かせる。(花径は4ミリほどで5裂)

草原のなかで花を咲かせて立つ姿は美しいです。

ここでは9月半ばごろまで花を楽しめます。

秋の七草の一つ

花言葉:美人「美しい女性」   







オトコエシ(男郎花)












撮影日:2013年8月14日



オトコエシ(男郎花)
学名:Patrinia villosa

 
オミナエシ科 オミナエシ属
合弁花類)

北海道から九州の山地、丘陵帯の林縁や草原や道端などに生える多年草です。
草丈は50㎝から1mぐらい。

夏ごろまでは根出葉だけを伸ばし、その後花茎を立てる。
葉は対生し毛がありやや固くてしわがある。(卵状長楕円形で切れ込みがある)

上部で枝をだしその先に小さな白い花を密生させて咲かせます。
花径は4ミリほどで花弁は5裂

晩夏(8~9月)の頃に白い花を咲かせます。 
蕾がでてくるまでは姿がよく似ていますが、茎は太く葉はオミナエシより
大きく全体にがっしりした感じです。


花言葉は、 野生味   



別名:敗醤(はいしょう)
花瓶に生けておくと、醤油(しょうゆ)の腐ったような匂いがしてくることから。

オミナエシと同じように、あまりいい匂いはしないようです。


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