2013/09/26

おけらの花(オケラ・朮)キク科 野の花・山の花・高原の花・信州の花

庭に咲く名前の面白い花、オケラ





オケラの花に止まって蜜を吸っているセセリチョウ








真上から見たオケラの花


真横から見たオケラの花
刺みたいに見えますが柔らかいです。





葉には艶がありやや厚みがあり固いです。

今年はあまりきれいに咲きませんでした。







オケラ(朮)おけら

学名 Atractylodes japonica

キク科 オケラ属

本州、四国,九州の乾いた草地に生える多年草。
草丈は30cm~60cmぐらい。

秋に野山などに咲く(9月~10月)
花を囲む包葉が魚の小骨を集めたようで変わっている。
葉は硬くつやがあり、ふちに細かな刺状の鋸歯がある。

秋に枝の先に白から淡いピンクの髭のような頭花をつける

若芽のうちは綿毛をかぶっていて柔らかく山菜として食べられる。
根は胃薬などに使われるそうです。


最近は少なくなっている植物の一種です。



万葉集にはオケラの花の歌があります。
「うけら」といふ名で呼ばれていたようです。


 『 悲しけば袖も振らむ武蔵野のうけらが花の色に出なゆめ 』


詠まれてるのは恋の歌がおおいようです。




オケラの種(旧ブログ)




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